ガリ三


ガリ三とは
点数を、符×翻数で計算するのではなく(20符1翻⇒1000点、110符2翻⇒10600点だっけ?)、この役は何点とあらかじめ決められた点数を加算していく。符と言う概念はない。
また、ツモられた場合は、参加者で折半するのではなく、点数を純粋に二人からもらえる。
通常100点棒を1点と計算して点棒のやり取りを行う。
東天紅ルールが大元。
下に点数を載せているがきめによる部分がかなり大きい。

役名 点数 役名 点数
一般役
立直 1 断ヤオ 1
門前 1 平和 1
飜牌 1 一盃口 4
海底、河底 1 一気通貫 7-4
嶺上 1 三色同刻 10
槍槓 1 小三元 10
七対子 7 ダブルリーチ 10
対対 7 混老頭 20
三暗刻 7 三槓子 30
混一色 7-4 二盃口 20
清一色 10-7 チャンタ 20-10
各種役満
他の役と複合する。
国士+カラスや大三元+混一など 清一色と九漣などはだめ
50 流し満貫 50
純チャン 50-20
懸賞役
本ドラ
表示牌が5万の場合5万、一万の場合は9万
1 赤ドラ 3
裏ドラ 1 一発 10
5 3 バンバン(場ゾロ) 2
4-1 積み棒 1
2


ガリ三特殊役 説明 点数
抜きドラ 北、一万、九万を手牌からさらす。 1
門前 面前で和了時に発生。 1
5 5筒、5索は常にドラ、点数は決め次第。この点数が高いとチャンタ系の役も高くなることが多い。 3
五万 抜きドラ、通常は北のみだがメンバーがやんちゃだとインフレして発生 3
赤5万⇒4
カラス 抜きドラなしの上がり、国士等と複合する 20-10
セット 同じ抜きドラを4枚独占。揃った時点で発生する場合と上がった場合の2パターンあり 5
5万⇒10
アリス 面前での上がりの際発生。
槓ドラと同じようにドラ表示牌の隣の牌をめくる。 その牌と同一の牌(現物牌)が和了者の手牌の中にあればその枚数分点数がもらえ、さらに隣の牌をめくることができる。これを、現物の牌が出なくなるまで繰り返す。
1
アリス完走 上記のアリス発生時に山をめくりきってしまった場合に発生。海底で上がったときには必ず付与される。 5
白ポッチ リーチ後の白はオールマイティのルールで白をツモった場発生。 3
ガリ全部抜き ガリを全部抜いて上がる、四槓子より難しい 50
4点 1役+抜きドラ+バンバンの上がり 50


ルール
始める前には、5万、赤ドラの扱いなど必ず決める。財布の中身もみておくとなお良い。
ノーテン罰符、チョンボ料はいくらかなど決めておかないと必ずもめる(決めていてももめる)
通常の三麻と同様に行う。
常に東場
4人で行う場合は、振りこんだもの、ツモ上がりしたものの上家か下家が抜ける。
リンシャン牌は11枚目、5万入れなきゃ9枚目
フリテンリーチなし、当然見逃しはチョンボ

点数例
リーチして以下の手をツモ上がり、倍満ではないですよ

ツモドラ

抜き


さて数えてみましょうか
面前(1)+リーチ(1)+タンヤオ(1)+平和(1)+ツモ(1)+一盃口(4)+赤(3)+セット(5)+赤5索(4)+5筒(3)+本ドラ(3)+裏ドラ(4)+1万(1)+9万(4)+北(2)+赤5万(4)=42
さらに、後はアリスをめくって点数を足して行きます。


戦略 
点数を正確に勘定する。牌を自分の右側に5枚づつ並べて勘定するが手牌を混ぜてしまうとコンガラがります。
注意しててもなにかは忘れる。崩した後にあっあれがあったなんていっても後の祭りです。
相手が和了った時は、呪文の詠唱のごとく感じるが、ぼーと聞いていると詠唱を2回行っているときがあるので突っ込む。ダブリ詠唱したものに対しては、徹底的に罵詈雑言を与え再発を防ぐ。
ツモると点が倍になるのでツモれる手配組みを行う。
5にどんどん寄せていく。
カラスはかなり高いので、カラス中はダマ。一枚抜きドラを引いたら「引いちまったー」など言いながら突如リーチをかけるのがお勧め。
負けだしたらとまらない、4人のときは電話してくるなどといって少し時間を空けて見るぐらいしかやることありません。
3人でやっているときには、あいてる席へ移動。後は悔しくてもラス半・・・・



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